オーストリアの新酒「ホイリガー」
11月11日解禁となるオーストリ・ウィーンの新酒「ホイリガーHeuriger」(日本では「ホイリゲ」とも呼ばれます)。
すでに赤のホイリガーは完売してしまいましたが、白の方はもう少し残っています。
この白のホイリガーは、ウィーン北部ヌスベルク地区の畑で混植されたブドウを収穫し混醸したワインですが、今年のワインは例年使用されていたムッケンタール(Muckental)からプロイセン(Preussen)という畑に変更されました。(ラベル上には畑名の記載はありません)
プロイセンはウィーンで最も評価の高いローゼンガルトル(Rosengartl)の西隣に位置する区画で、ウィーン屈指のポテンシャルを持つ畑です。
そして、ことしからビオディナミにより造られたワインであるデメター(Demeter)の認証を取ることができました。
畑の変更とビオディナミ栽培の効果なのか、ヴィンテージのキャラクターなのか、さらには例年より酸化防止剤の添加量が少なくなったためなのか、とにかく今年の出来は素晴らしい。
当店ではグラスワインで毎日開けていましたので、残り少なくなってきました。 無くなってしまう前に、今年のホイリガーを是非お楽しみください!